VRゲームに興味があるけどVR酔いが心配

YouTubeのプレイ動画を見て、VRゲームをやってみたいと思った方は多いのでは。しかし、乗り物酔いしやすい方や4DXのような立体感のあるアトラクションが苦手な方の場合、VR酔いが心配かもしれません。そこで今回は、絶叫アトラクションが苦手・乗り物酔いしやすい体質のDAHA編集部がはじめてVRゲームをプレイし、VR酔いしにくいゲームの選び方とVR酔いを防ぐ方法を紹介します。

なお、今回Oculus Quest2を使用してテストプレイを行ったDAHA編集部の場合、「映画の3D・4DXは大丈夫」「ユニバーサルスタジオジャパンのスパイダーマンは酔うので無理」「飛行機の離陸時はときどき無理」「ジェットコースターは子供向けのローラーコースターも気持ち悪い」「ディズニーシーのニモの揺れはしんどい」というレベルの酔いやすさでした。

VR酔いを防ぐ方法

今回、はじめてのVRゲームでVR酔いを防ぐ方法としておすすめしたいのが以下のステップになります。Oculus Quest2を対象にしているため、PSVRなどでは仕様が異なるところもあるかと思います。

  1. Oculusストアで「視界の動き」が少ないゲームを選ぶ
  2. IARCのレーティングが低いゲームを選ぶ
  3. 足元付近に定位置がわかるものを置く
  4. 酔いそうな場面でメニュー画面に戻れるように準備しておく
  5. 適度に休憩を取る

1.Oculusストアで「視界の動き」をチェック

Oculus Quest2でゲームを購入する際のOculusストアでは、各ゲームやアプリでどの程度視界の動きが激しいかが表示されています。

  • 視界の動き:少ない(緑)
  • 視界の動き:やや強い(黄)
  • 視界の動き:激しい(赤)

上の3つのレベルのうち、視界の動きが少ないゲームを選ぶと負荷が少なく安心です。有名どころのVRゲームでは、音楽ゲームのBeatSaberやKONAMIが提供するBEAT ARENA、フィットネス系のFitXRやSUPERHOT VRなども視界の動きが少ないゲームです。

シューティング系・アクション系のゲームになると、視界の動きもやや強い・激しいが多くなるのでまずは視界の動きが少ないゲームからトライしてみましょう。体験版もおすすめです。

2.IARCレーティングが低いゲームを選ぶ

IARC(International Age Rating Coalition)はOculusが導入する年齢認証システムで、レーティングが低いほど安心安全と言える基準になっています。

  • IARC 3+
  • IARC 12+
  • IARC 16+
  • IARC 18+

先ほどの視界の動きが少ないゲームで、かつ、このIARCが3+のゲームであれば、酔いにくく心臓に悪いゲームではないと言えます。「VR酔いも心配だし、思ったよりもホラー系やショッキングなゲームだったらどうしよう」という不安がある方にはIARC 3+のゲームから始めるのがおすすめです。

反対に、「VR酔いは心配だけど、ゾンビもホラー系も大好き!」という方であれば、視界の動きが少なくIARCレーティングが高めのゲームから始めてみても良いかもしれません。
※IARCレーティングが3+だと子供向けのゲーム、というわけではなく、あくまで全年齢対象のような位置付けになっています(Oculus Quest2自体の対象年齢は13歳以上です)。

3.足元付近に定位置がわかるものを置く

Oculus Quest2に限らず、VRゲームのプレイ中は周囲にぶつからないよう境界線(ガーディアン)を設定してエリア内を片付けておくのが基本です。ただし、VRヘッドセットを着けると自分がいまどこを向いているのか方向感覚がわからなくなり、結果的にVR酔いを起こしてしまうこともあります。

そのため、ソファの前やクッション座椅子の前など、ゲームプレイ中に手を振ってもぶつからない足元などに自分の定位置が把握できて怪我のもとにならないものがあるとVR上で迷子になりにくいかと思います。片足を引いてかかとでクッション座椅子に触れられるくらいの位置、だと安心ですね。

4.酔いそうな場面でメニュー画面に戻れるように準備しておく

VRゲーム中に、酔いやすい方だと「あ、酔うかも」という場面が出てくるかもしれません。そこでいざ危険を感じたときに、すぐにゲームを中断してホーム画面に戻れるようにメニュー(ユニバーサルメニュー)を表示しておくと安心です。

視界に固定画面が表示できるので酔いにくくなりますし、無理だなと思ったら直ちにゲームを中断することができます。この点はジェットコースターや絶叫系のアトラクションと違って、自分の尺度でいつでも途中下車できるのがVRゲームのメリットです。

5.適度に休憩を取る

VRゲームはテレビ画面やスマホ、ゲーム機でのゲームとは異なり、広い視野角でゲームの世界を体感します。そのぶん、これまでにない没入感や新鮮な刺激を得ることができますが、VRゲーム後に疲労を感じてしまうこともあります。

特にVRゲームをはじめたばかりの頃は、夢中になって長時間VRヘッドセットを付けっぱなしということもあるので、こまめに休憩を取るようにしましょう。

乗り物酔いしやすくてもVRは楽しめる

DAHA編集部は、VRに興味はあったけれど、酔って遊べなかったらもったいないし…という不安で長い間葛藤していました。以前、VRを専門とする会社の方に会ったとき、「VR酔いを防ぐ方法はありますか?」と聞いたのですがそのときには「よく聞かれる質問なんですが、対処方法はありません」とのことでした。

しかし、今回ご紹介した視界の動きやIARCレーティングを参考にすると、VR酔いしにくいVRゲーム度が判断しやすくなるかと思います。ぜひ、少しずつトライしていって、自分に最適なゲームレベルを見つけてみてください。

公式Oculusストア